発行:Funahasi.Com & 北海道経済産業新聞運営委員会
Last UP Date:2014-06-29
9/9・NPO主催のフォーラム「岩見沢を元気にしよう―まちづくり、ひとづくり、ゆめづくり」開催/2004-09-11
 9月9日18:00より、岩見沢駅前の自治体ネットワークセンターで、10月の認可に向けてNPO申請中の団体「薔薇香る癒しのまち岩見沢」によるフォーラム、岩見沢を元気にしよう―まちづくり、ひとづくり、ゆめづくり―が開催された。
 講師には、愛知県西尾市のNPO・0563.netの榊原正利代表理事、同市のNPOママネット・大河内奈緒美代表理事らを招き、パネルディスカッションには榊原氏、大河内氏のほかに、岩見沢市内のNPOエンジェルオブハート理事を務める江本克典氏、岩見沢市会議員の大和力氏をパネラーに招き、薔薇香る癒しのまち岩見沢代表理事の西方洋昭氏をコーディネーターに、まちづくりに対する市民の力のありようを討議した。
 榊原氏は、「若者が変える!未来ある地域はこうして作る」と題した講演で、
「まちのことを考えるべきなのは、死にゆく高齢者ではなく、将来の納税者である若者たち。どうやって若者たちをまちづくりに巻き込んでいくかは、若者たちの持つ想いを大事にすることから始まる」
 と語った。大河内氏は、「夢と未来ある地域のために。未来を作る世代へ」というテーマで講演し、
「実際に子育てをするのは大変ですが、ひとたび同じ想いの人たちが集まれば、地域のさまざまな企業や施設を巻き込むことができます。これからは世界に向けて、同じ思いの人たちをつないでいきたい」
 と語った。
 パネルディスカッションでは、ボランティアから自立型NPOまで、各地域によってさまざまな形で展開される“まちづくり”の共通項を探り、最初に必要なのは“地域に対するさまざまな想い”であることを確認。台風一過の岩見沢市内で会場に駆けつけた50人を前に、皆が参加しやすい岩見沢のまちづくりを目指して、NPO活動を続けることとしてフォーラムは終幕した。同NPOでは、今後もフォーラム開催などの活動を続けていく予定という。
●NPO(申請中)薔薇香る癒しのまち岩見沢
 〒068-0833
 岩見沢市志文町995-32
 Tel.0126-32-9200
 Fax.0126-24-5868
 http://www.bara-iyasi.com/
写真:左より西方氏、榊原氏、大河内氏、江本氏、大和氏。
拝 映輔
ニュース一覧
インタビュー一覧
コラム一覧
連載小説一覧
TOPに戻る

Copyright© 2004-2024 Funahasi.Com & 北海道経済産業新聞運営委員会