9/15・「小樽出抜小路」出店者説明会・旧三井住友銀行で開催/2004-09-16 |
9月15日、旧三井住友銀行小樽支店で、2005年4月の開業を目指す商業施設「小樽出抜小路」の出店者説明会が開催され、出店希望者約110社、約200人が説明を聞きに訪れた。 「小樽出抜小路」は、小樽銀行協会ビルを購入した石屋製菓(株)が、跡地再開発事業として計画した飲食店主体の「屋台村」構想。明治・大正期の小樽を偲ばせる和洋折衷のデザインと、石、レンガ、瓦、木などを素材とした建築で商業施設を建設し、ランドマークとしての“火の見櫓”を設置、また“うだつ”を配した約22店舗の“屋台”を入居させる計画だ。 コンセプトとして“地産・地消・地人”を掲げ、小樽近郊の農水産物を主体に提供、演歌の“流し”やストリートパフォーマーを施設内に配置して賑わいを演出、24時間営業可能にしてフェリー客などに対しても集客効果を発揮させたいとしている。 事業主体である石屋製菓(株)の石水勲社長は、 「施設も素晴らしいが、何よりも大事なのは、そこで商売する人たちの熱意。開業資金が不安という人には、準備資金の融資として「出抜基金」も用意した。ぜひ熱意を訴えてほしい」 と挨拶した。 会場には施設のモデルルーム2棟4室が設けられており、説明会の後、出店希望者は店舗を興味深げに見学していた。「小樽出抜小路」の初年度売上目標は、22店舗全体で約4億5000万円。今後、10月11日には応募が締め切られ、11月25日に全22店舗の運営者が決定される。 さて、「さすが小樽」と言われるようなサービスと熱意で、24時間働けますか? 出抜小路の成否には、出店者自身の熱意こそが問われている。 ●小樽出抜小路開発準備室 小樽市色内1-3-10 旧三井住友銀行小樽支店 Tel.0134-21-1483(土日祝休・10:00~16:00) Fax.0134-21-1493 http://www.otaru-denuki.jp/ ●石屋製菓(株) 札幌市西区宮の沢2-2-11-36 Tel.011-666-1483 Fax.011-666-5566 http://www.shiroikoibito.ishiya.co.jp/
写真:説明会に集まった出店希望者 拝 映輔
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