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Last UP Date:2014-06-29
吉永小百合主演映画111本目「北の零年」を成功させる会・札幌で開催/2004-10-12
 10月12日、札幌市内のホテル、JRホテル日航札幌にて、北海道開拓初期を描いた映画「北の零年」の成功を祈願するパーティー「北の零年を成功させる会」が開催された。
 パーティーに参集したのは約200人。高橋はるみ道知事や堀達也前道知事をはじめ、武井正直北洋銀行会長や大森義之JR北海道相談役など、道内政治・経済のトップが顔を揃えた。
 挨拶に立った発起人の坂本眞一JR北海道会長は、
「この映画が作られるキッカケとなったのは、シネマコンプレックス開業を計画していた頃。東映で当時常務をしていた岡田裕介氏に『吉永小百合さんを主演に北海道を舞台とした映画を』を頼んだのが最初でした。岡田さんは困った顔をされていましたが、JR札幌駅南口がオープンする前日の2003年3月5日、監督の行定勲さんと、主演の吉永小百合さんの2人が決まっただけで、前代未聞の企画発表をしてしまった。この映画の成功が、北海道そのものの活性化につながると信じています」
 と熱っぽく語ると、坂本氏から吉永ファンの集まりとして“ライバル筆頭”に挙げられた、北の零年を応援する会の代表、堀達也氏が、
「この映画は、吉永さんの主演作品111本目にあたります。会もこれに因んで111人を目指していましたが、どうやら定員オーバーのようです。全員が1万枚のチケットを売れば成功間違いなしですね」
 と応じた。東映の岡田裕介社長は、
「最初に坂本さんと約束した2つのことは、“北海道が元気になるような映画を”と、“主演は吉永小百合で”と、とにかくバランスのつかない注文だった。とりあえずわかりましたと返答するしかなかったが、10年に1度とはいかずとも、4年に1度の傑作になったと思う。あとは映画館に、この会場と同じようにたくさんの人たちが来て欲しいと願います」
 と締め括った。
 ゲストには、この映画を監督した「世界の中心で、愛を叫ぶ」などの行定勲氏、主役の小松原志乃を演じた吉永小百合氏、小松原志乃の娘、多恵役の石原さとみ氏が列席。会場の全員で映画の興業成功を祈願した。
「北の零年」は、2005年1月より全国東映系にてロードショー公開の予定。
●東映(株)
 〒104-8108
 東京都銀座3-2-17
 Tel.03-3535-4641
 Fax.03-3535-7110
 http://www.toei.co.jp/
●「北の零年」公式サイト
 http://www.kitano-zeronen.jp/
写真:上:高橋はるみ道知事による乾杯のようす 写真:中:左より堀達也氏、坂本眞一氏、岡田裕介氏 写真:下:左より吉永小百合氏、行定勲氏、石原さとみ氏
拝 映輔
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