18日から、東京都三鷹市にてSOHOフェスタinMITAKAが開催された。 全国のSOHOや関連する支援団体などが集り、パネルディスカッションや講演会、また地元SOHOが中心となった様々な製品展示会が行なわれた。北海道からも、旭川SOHO協議会が活動のパネル展示を行いPRしていた。パネルディスカッション 「独立精神で今日を拓く」にて、同協議会の代表である坂本和士氏がパネラーとして出席し「現在の旭川のSOHOの現状は非常に厳しい。フリーターと何らかわらないという認識が強い。顧客などにも適切な取引先として認知してもらうための活動が今後とも必要」と、今後の地域のSOHOのあり方や活動の方向性を訴えた。また、静岡のSOHO振興を行なっているSOHO@静岡の小出氏は「いかに、SOHOと既存産業と結びつけるかがカギ。結びつけた後に、その事例をいかにメディアにPRして、SOHOという認知度の向上が重要である」と、具体的な自身が行なった事例を交えて発言。最後に、三鷹SOHO倶楽部の代表の河瀬氏が「今後は、こうした地域のSOHO団体を広くネットワーク化していくことを目指したい」と抱負を語った。 製品展示会場では多くの地元や都内のSOHOが集り、自然に名刺の交換が行なわれ、商談がそこかしこで行なわれるなど、非常に活況を呈していた。 主催者であるまちづくり三鷹のコーディネイタ-でもある河瀬氏は「特に、何もしなくても自然にこういうSOHOのビジネスが生まれる流れが出来てきた。他の地域でも始めは辛いかもしれないが、長くやることが大切」と語る。北海道でもこうしたマッチングや講演会が多数開催されるが、はじめは盛況ではなくとも長く続ける姿勢が重要ではないだろうか。 ●第7回SOHOフェスタinMITAKA http://www.mitaka.ne.jp/tmo/sohofesta/ ●まちづくり三鷹 http://www.mitaka.ne.jp/tmo/ ●旭川SOHO協議会 http://www.asc-net.jp/
舟橋正浩
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