11/18・旭川市内でSOHOイベント・創造の恵み博覧会「恵創博」開催/2004-11-20 |
11月18日、旭川パレスホテルにて、(財)北海道中小企業総合支援センター(HSC)、(株)旭川産業高度化センター(ARC)、旭川SOHO協議会(ASC)の主催による、旭川市内・近郊のSOHOを集めた、創造の恵み博覧会「2004恵創博」(EZOHAKU)が開催された。 出展したのは、ITベンチャーやデザインベンチャー、北海道東海大旭川校芸術工学部の学生など、計22ブース25団体。デザイナーやクリエイターの出展が多く、一般参加者が見てもわかりやすい内容となっていた。 講演「起業とコラボレーション」講師、シンポジウム「クリエイティブ談義」コメンテーターとして招かれた(株)スペースポートの上田壮一社長は、セイコーインスツル(株)や(株)NTTデータ、(株)リコーなどとのコラボレーションによって企画・開発した地球時計「wn-1」「ws-2」の商品化に至る経緯や、またその企画のベースとなった“Think the Earth”プロジェクトについて触れ、 「いま、企業は利益の追求だけでなく、企業の社会的責任や貢献のあり方を真剣に捉えようとし始めている。たとえSOHOとして起業して、いまは小さな規模であったとしても、大企業とコラボレーションする余地はたくさんある。僕たちがやりたかったのは、社会構造のデザインであり、Think the Earthプロジェクトでは、数々の大企業とコラボレーションしながら消費者と企業を相互に連絡する役割を果たしている」 と語った。 今回は、旭川のSOHOイベントでもあり、デザイナー中心の出展となったが、例えスケールが小規模であろうとその内容は充実していた。 一方で、地域経済にインパクトを与えるThink the Earthプロジェクトのような企業間コラボレーションを引き起こすには、地域の他業種の参加も不可欠。地域企業にはこれらのSOHOの存在に注目を期待しつつ、今回の出展者には、今後もSOHOの枠組みを超えた活躍を期待したい。 ●旭川SOHO協議会(ASC)事務局 〒070-0037 旭川市7-5 ポポラーレ緑道202 (株)アイリンク内 Tel.0166-21-4070 Fax.0166-21-3201 http://www.asc-net.jp/
写真:上:会場の様子 写真:下:上田壮一氏(左)と講演の様子(右) 拝 映輔
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