11/26・サッポロビール「ドラフトワン」増税反対サイト開設/2004-11-26 |
サッポロビール(株)(東京都渋谷区本社、福田貞男代表取締役社長)は11月26日10:00より、同社ウェブサイト内に「増税反対キャンペーン」サイトを開設した。 内容は「増税反対の主張」や「消費者アンケート」、増税反対に関連する各種ニュースリリース等。また、酒税についてQ&A形式で解説するコーナーなどを設け、増税に関する議論が正しい理解のもとで進められるよう配慮している。 サイト内に設置された「消費者アンケート」は、11月30日まで回答を募集し、12月1日には結果速報を公表する予定だ。 同社ではその他、「ちがいます」というキャッチコピーで新聞による意見広告も展開していくという。 同社では、政府税調が最近検討に入ったビール・発泡酒につぐ、いわゆる『第3のビール』として、ビール風酒類の税率引き上げについて、24日に反対の姿勢を表明、 「ドラフトワンは、消費者の嗜好に対応すべく『かつてないスッキリ感』を目指し、長年蓄積してきた醸造技術と、4年にわたる研究開発によって製品化した、全く新しい低アルコール飲料である。一方、酒税に関しては、業界団体などから国際比較によっても『ビール・発泡酒類』の税率が高すぎることが強く主張されてきた。実際、昨年5月に増税された発泡酒類は、それまで成長商品と目されていたにもかかわらず、増税以降1割近いダウントレンドが続いている。現状でドラフトワンが酒税上区分される『雑種その他雑種②』の増税を行うということは、個別企業・商品の狙い撃ちになるだけでなく、成長商品の芽を摘み取ることで日本経済の活性化を阻害し、企業の商品開発努力に水を差すものである」 とのコメントを発表している。 税収が不足しているのは理解できるが、「取れるところから取る」というのでは税調も芸がない。そもそも酒税や石油税などは商品価格に組み込まれており、消費税との二重課税になっている部分が頂けない。 いっそのこと、戦前から連綿と続く、古い古い酒税制度を抜本から改革する必要があるのではないだろうか。 ●サッポロビール「増税反対」キャンペーンサイト http://www.sapporobeer.jp/zouzeihantai/
写真:「増税反対」キャンペーンサイトのトップ画面 拝 映輔
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