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Last UP Date:2014-06-29
サッポロビール博物館記者内覧会開催・オープンは12/12
/2004-12-10
12月12日にリニューアルオープンするサッポロビール博物館(霜田忠興館長)の報道向け内覧会が12月10日に行われた。
同施設は、1987年7月に開館し、年間約11万人が訪れる“日本で唯一”のビール博物館であり、ビールにまつわる学術文献や資料などが網羅されている。もともと札幌工場の工場見学コースの中に組み込まれていたが、札幌工場が北海道工場(恵庭市)と統合されたことと、開業17年を経て展示物を更新する必要性から、この10月より休館し、約3億円の費用をかけてリニューアル工事を行っていた。今年10月には周辺の雪印、福山醸造、JR北海道などの施設とともに“苗穂の工場・記念館群”として「北海道遺産」としても選定されている。
リニューアルされた博物館では、創業当初の札幌のようすを再現、以来128年の歴史をビール業界やサッポロビール自身の歩みとともに理解できる構成となっている。
まず1Fで受付後、エレベーターで3Fへ移動、「豊かな北海道の大地が育んだサッポロビール」をテーマに構成された3Fの展示物から、「ビールが生み出す潤いと輝き」と題された2F展示物へと見学する。
昔のビールづくりを再現した模型や歴代サッポロ製品のボトル、全86点に及ぶポスターなどが展示されているほか、展示フロアをつなぐスロープには、札幌工場で使用されていた直径6.1m、高さ6.5mの銅製のビール煮沸釜が設置されており、この地でビールが製造されていた時代をしのぶことができる。
入館無料。ただし試飲は有料(ビール各200円:黒ラベル、クラシック、ヱビス、ヱビス〈黒〉、ギネスの全5種類、ソフトドリンク各100円:お茶、ナポリン、果汁飲料等)。団体利用(20人以上)の際は事前連絡が必要となる。見学所要時間は約1時間。サッポロビール園に出かける際は、少し時間に余裕を見て行くと良い。
●サッポロビール博物館
営業時間 冬季(11~4月)9:00~16:30
夏季(5~10月)9:00~17:30
年中無休
札幌市東区北7東9-1-1
Tel.011-731-4368
http://www.sapporobeer.jp/brewery/Sapporo/sapporo.html
museum@sapporobeer.jp
写真:上:サッポロビール博物館 写真:下:左よりADコレクションとサッポロビールのパイオニア達、往年のビアホールのようす、札幌工場で使用された煮沸釜、民間払下当時の株券、ボトルコレクション、映像で見るサッポロの黎明期
拝 映輔
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