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Last UP Date:2014-06-29
ホッカイドウ競馬のミニ場外「Aiba」札幌駅前にオープン・12/14/2004-12-16
 北海道競馬事務所が開催している地方競馬、ホッカイドウ競馬のミニ場外馬券場「Aiba」(アイバ)札幌駅前が、12月14日、札幌駅前のひまわりタワービル(中央区北4西2)5、6階部分に開業した。
 ホッカイドウ競馬は11月で今年の開催を全て終えているが、冬季間は南関東競馬や北関東競馬、大井競馬など、各地の地方競馬開催の馬券を発売している。12月18日にスタートするばん営競馬の馬券も発売する予定だ。
 売場面積は、5階部分180坪、6階部分90坪の計270坪。5階部分は通常のミニ場外馬券場と同じくモニターが設置されており、自動券売機10台、自動払戻機2台、手払いの窓口1個が設置されている。6階部分は「有料特別フロア」として1000円/日の料金を支払い、中は専用モニター付の個別デスクが104席分備えられている。ここにも自動券売機6台、自動払戻機2台、手払い窓口1個が設置されている。
 Aibaは、巨額の累積赤字を抱えるホッカイドウ競馬の経営改善策の一環として、2001年、静内に初めて設置された。開設当時、公募によって選ばれた名称が「愛馬」、Aibaの名の由来である。
 テナント入居形式、小さな面積で営業するAibaは、その効率性の高さから次々と道内中核都市に展開、現在では静内のほか、浦河、苫小牧、小樽、滝川、留萌、中標津に設置され、今回のAiba札幌駅前で8ヶ所となった。
 北海道競馬事務所の山本憲和次長は言う。
「人口集積の高い札幌への展開は、ホッカイドウ競馬や他の地方競馬にとって悲願でした。幸いなことに付近住民に反対意見はありませんでしたが、交通渋滞の発生や風紀の乱れなど、不安を感じる部分があるのは理解しています。Aiba札幌駅前には専用の駐車場はありません。私たちにとっても、ここで信頼を損ねるようなことがあれば「次」がなくなる。信頼を損なわないためにも、安全性や健全性を確保できるよう万全の体制で臨みたい」
 続けてこうも言う。
「地方都市の場合、中心商店街の活性化のためにも集客力のあるテナントが必要という事情もあり、比較的スムーズに出店できました。しかし札幌市内の場合、そういった出店理由では納得して頂けません。今回の出店には、日高を中心とした道内馬産地の現状に、札幌市が理解と協力を示して頂いたものと感謝しています。札幌市は、1区で道内中核都市に匹敵する人口を持っていますから、あと数ヶ所は“ミニ場外”を展開したいのですが、そのためにも今回のAiba駅前が“試金石”になると思っています」
 Aiba札幌駅前は、船橋競馬が開催された初日の12月14日、約500人の競馬ファンが訪れ、約500万円の発売額を記録、翌15日には重賞レースが開催されたこともあり、約800人が来場、約1000万円を売り上げた。発売目標は、ホッカイドウ競馬だけで年間約6億円。他の地方競馬開催を含めた全体で年間約18億円という。
 1953年の創設以来、約290億円を道一般会計に繰出し、財政に貢献してきたホッカイドウ競馬。約28億4000万円の赤字だった2001年の単年度収支も、毎年行われる運営改善策によって、昨年は約13億7000万円の単年度赤字にまで持ち直している。札幌市街の“中心部”に構えたAiba札幌駅前で、ホッカイドウ競馬は収益改善への「追い上げ」を狙う。
●ホッカイドウ競馬(北海道競馬事務所)
 〒060-0003
 札幌市中央区北3西7 道庁別館西棟
 Tel.011-271-5092
 Fax.011-271-5095
 http://www.hokkaidokeiba.net/
写真:上:6F有料特別フロアの様子 写真:中:自動券売機 写真:下:5F一般フロアの様子
拝 映輔
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