発行:Funahasi.Com & 北海道経済産業新聞運営委員会
Last UP Date:2014-06-29
2005/1/28・北大21世紀COEプログラム拠点活動報告会「北大が世界を拓く―知の融合と活用―」東京で開催/2004-12-21
 2005年1月28日、北大の21世紀COEプログラム拠点活動報告会「北大が世界を拓く―知の融合と活用―」が、13:45から経団連ホール(東京都千代田区大手町1-9-4)で開催される。
 21世紀COE(Center Of Exellence)プログラムとは、2002年度から文部科学省が世界最高水準の研究拠点を構築するため実施している事業で、北大では3年の間に12拠点が採択されている。ちなみに全国の大学で採択されているのは、3年間で274件。つまり、3~5%ほどの採択率というわけだ。
 今回の報告会は、昨年に引き続き2回目。12拠点のCOEの研究活動を紹介する今回の報告会は、13:45より中村睦男総長による講演「北大が目指すもの」より始まる。14:00からは丹田聡工学研究科教授を座長に、2003年度採択COEの活動報告が行われる。報告は、高島郁夫獣医学研究科教授による「人獣共通感染症の制圧に向けて―新型感染症の国際的研究・教育拠点―」、小澤徹理学研究科教授の「数学が未来を拓く―特異性と非線形性から見た数学の広がりと深まり―」、渡辺義公工学研究科教授「21世紀の水と廃棄物問題の解決を目指して―流域圏と資源化がキーワード―」、田村善之法学研究科教授「新しい知的財産法政策学の構築と国際的展開―創作と利用のバランスのとれた知的財産法制度の提唱―」、岡田尚武理学研究科教授「新しい自然科学の創成―地球と生物進化の多様性を科学する―」、家田修スラブ研究センター教授「社会主義研究からスラブ・ユーラシア研究へ―スラブ研究の世界的メッカ、札幌―」――の6人。
 第二部は、16:45よりパネルディスカッション「知の融合と活用」。コーディネータは日本経済新聞社科学技術部の中村雅美編集委員。パネルに三菱重工(株)柘植綾夫常務技術本部長、文部科学省の土屋定之大臣官房総務課長、毛利衛日本科学未来館館長、長田義仁北大副学長の4人。
 その他、JR東日本の松田昌士会長、長田副学長の講演を含めつつ、19:00からは東京都下の北大OBで組織する北大東京同窓会「エルムフォーラム」と同報告会交流会が同時開催される。交流会費は7000円だが、報告会そのものは入場無料。
 折角東京で開催する報告会である。この機に可能な限り幅広い人たちに北大の存在をアピールしてもらいたい。
●北海道大学 学術国際部研究協力課
〒060-0808
 札幌市北区北8西5
 Tel.011-706-2057
 Fax.011-706-4873
 http://www.hokudai.ac.jp/
 sangaku@general.hokudai.ac.jp
写真:北海道大学(農学部)
拝 映輔
ニュース一覧
インタビュー一覧
コラム一覧
連載小説一覧
TOPに戻る

Copyright© 2004-2024 Funahasi.Com & 北海道経済産業新聞運営委員会