「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」5日間の日程終了/2005-03-01 |
全78本の上映が行われた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2005」。2月27日には閉会式が行われ、各部門の受賞作品が発表された。 南俊子賞は井上靖雄監督(日本)の「隣人13号」が獲得。オフシアター・コンペティション部門では、グランプリに真利子哲也監督(日本)の「マリコ三十騎」が、審査員特別賞として保坂大輔監督(日本)の「世界は彼女のためにある」が受賞。ヤング・ファンタスティック部門では、特別賞はルシール・アザリロヴィック監督(フランス)の「INOCCENCE」(イノセンス)が、グランプリにパク・フンシク監督(韓国)の「人魚姫」が、それぞれ受賞した。また、市民グループ「ゆうばり映画祭応援団」による会期中のアンケートによって観客が直接選ぶ「ファンタランド大賞」には、高橋玄監督(日本)の自主制作による35mm作品「CHARON」(カロン)が選ばれた。 映画制作関係者ばかりではなく、配給・興行関係者も多く集まる「ゆうばり映画祭」では、開催期間中の上映パフォーマンスによって、新たに配給先が決まる作品も少なくなく、若い監督の“登竜門”としての役割を果たす機会となっている。今回も数多い“良作”が上映されており、今後の配給に期待したい。 2月28日、夕張市民会館でグランプリ作品「人魚姫」が上映され、夕張市内各所で行われていた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2005」の全日程が終了した。 ●ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(実行委員会) http://www.yubarifanta.com/
写真:上:閉会式の様子 写真:下左:2/26行われた「ストーブパーティ」 写真:下右:ファンタランド大賞を受賞した「CHARON」の高橋玄監督 拝 映輔
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