エア・ドゥ1号機、“函館仕様”で路線に復帰/2005-03-11 |
3月11日、北海道国際航空(株)(エア・ドゥ、札幌市中央区本社)の1号機(B767-300型、289人乗)が、C整備による運休を終え、11:00新千歳空港発の16便から復帰した。 この整備期間中に行われたのは、通常の点検整備作業だけではない。3月18日に新規開設される函館―羽田線の就航に使用される機体が1号機であるため、機体ペイントを“函館仕様”に切り替えたのだ。 当日、伊丹の整備工場から回航された1号機は、10:00時から報道関係者に向けて公開された。 機体前方には、北海道デザイン会の重鎮として活躍した産業デザイナーの故・羽野栄一氏による「世界一夜景の美しい街 はこだて」のロゴが入り、函館線就航に向けて準備を整えた。 98年12月の就航以来7年目となる機体は、これまでのフライトによる汚れが目立ってきており、エア・ドゥにも歴史の積み重ねが生まれつつあることを実感させた。 函館線就航以降、新千歳―羽田線には、今回の増便のために導入された4号機(B767-300型、288人乗)が就航する。エア・ドゥは3月末には民事再生を終了し、6月に旭川―羽田線の仕様機材をB767からB737に更新、その後、B737を中心とした道内空港―羽田間の新規路線展開を図る予定だ。 ●北海道国際航空(株) 札幌市中央区北1西2 オーク札幌ビル8F Tel.011-252-5533 Fax.011-252-5580 http://www.airdo21.com/
写真:「はこだて」のロゴがプリントされた1号機と客室乗務員 拝 映輔
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