4/10・旭川市のフレンチ・レストラン「ベル・ドゥ・ラシェット」神楽に移転オープン/2005-04-11 |
旭川市内のフレンチ・レストラン「ベル・ドゥ・ラシェット」(Belle de Lasiette・半田勝也オーナーシェフ)が4月10日、旭川市西御料から旭川市神楽に移転、営業を再開した。 半田氏は札幌市の出身。東京全日空ホテル「ローズルーム」などで修業を積んだ後、渡仏、「ルドワイン」や「ベリーズ」など、フランス料理の有名店を巡った。1998年から北海道に戻り「ホテルポリーニャ」「オーベルジュ・レークウッド」のシェフを歴任、2001年にフランス料理「ベル・ドゥ・ラシェット」を旭川市観音台で開業した。 その後、店舗賃借先の倒産などで2003年6月に西御料へ移転、今回で2度目となる神楽への移転も急遽の決定となった。 半田氏のフレンチは、ホスピタリティを保ったまま、型や定石を気にせず利用客に驚きを与える“アグレッシブ”さに定評があり、旭川市内の店舗まで定期的に通うホテル時代からファンも多い。 だが、いまのところ神楽の店舗に半田氏はいない。 半田氏は言う。 「ベル・ドゥ・ラシェットは街場の親しみやすいフランス料理店としてこのまま続けていくつもりです。しかし、折角フレンチに慣れ親しみ始めた旭川市民が通ってくださるこの店では、思い切り羽目をはずすことが出来ない。私のフレンチに慣れている東京のお客様に、十分にご満足頂くためにも、ホテルレストランのシェフをお引き受けすることにしたんです」 半田氏は、日高管内静内町の「ホテルハイジア」のレストラン「アグリコラ」シェフとして4月22日から勤め、そちらで腕を振るうことになるという。 再び半田氏が言う。 「個人の店を数年続けたおかげで、店舗スタッフとの連携にも自信がついてきました。ホテルで前衛的なフレンチを扱い、ベル・ドゥ・ラシェットでは親しみ易いフレンチを手頃な価格で出していきたいですね。将来的にはホテルも他県に進出するようですから、その時には全国を飛び回ることになると思います」 もちろん、ベル・ドゥ・ラシェットのレシピは半田氏のもの。“いつの日かフランスに渡り、日本人初の三つ星レストランを作り上げたい”という半田氏の夢の第一歩だ。 そのレストランは旭川が発祥の地となる。 ●フランス料理「ベル・ドゥ・ラシェット」 旭川市神楽6-8-3-5 Tel.0166-63-3558 Fax.0166-63-3558 営業時間 ランチ 11:30~14:30(LO) ディナー 17:30~21:00(LO) 火曜定休
写真: 拝 映輔
|
|
ニュース一覧
インタビュー一覧
コラム一覧
連載小説一覧
TOPに戻る
|