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4/29・千歳アウトレットモール「レラ」オープン/2005-04-30 |
4月29日、千歳アウトレットモール「レラ」(Rera・事業主体：米ラサール・インベストメント・マネジメント Inc.)が、千歳市柏台南1丁目に開業した。
約2万3000平方mの敷地に、店舗面積約1万8000平方mの店舗全8棟が立ち、JR南千歳駅に隣接しているほか、約2300台の常設駐車場を持つ。入居するテナントはアウトレットストアや飲食店など95店舗。婦人服の「ジェイフェリー」など、国内初進出となるアウトレットも多く、開業前から話題を呼んでいた。
アウトレットモールとは、1980年代に米国で生まれた流通業態で、ブランドメーカーの正規ショップで取り扱うことができないサンプル品やカタログ落ち商品などを、定価の30～50％の安値で販売するアウトレットストアを集約した施設。ブランドメーカーにとっては過剰在庫を整理することができ、消費者にとっては、ブランドメーカーの商品を安価に購入できる魅力があるとされる。
道内では、2002年に開業したウイングベイ小樽(小樽市・OBC・(株)小樽ベイシティ開発)が運営する「小樽アウトレットタウン WALL」がアウトレットモールとしては先行している。同年OBCの母体企業だった(株)マイカルが破綻した際も集客力を落とさず、下馬評を覆す形で善戦した。
 レラでは、初年度の集客目標を約350万人、同売上目標を約140億円と設定している。まさか、飛行機でアウトレットモールに買い物にくるという算段をしたわけではあるまいが、出足はいまのところ周辺地域から順調に伸びている様子だ。やはりアウトレットモールの標的は域内消費。今後は小樽と千歳の戦いになるかもしれない。
●千歳アウトレットモール「レラ」
千歳市柏台南1
http://www.outlet-rera.com/
写真:上下:オープン初日の様子
拝 映輔
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