「スターリングエンジン・シンポジウム」江別市民会館で開催・9月1日/2005-08-24 |
9月1日09:00より、江別市内において2005スターリングエンジン江別シンポジウム『バイオマスを燃料とするスターリングエンジンの可能性』が開催される。 これは、昨年9月14日に行なわれた「スターリングエンジンに関する国際セミナー」(主催・NPO法人北海道新エネルギー普及促進協会)の後を引き継いで行なわれるもの。 スターリングエンジンは蒸気機関とほぼ同じ時期に発明され、その効率の高さや外燃式で燃料の種類を選ばない点から“夢のエンジン”と呼ばれてきた。今回は09:15より、草野作工(株)内に設置された「スチーム・ランキン・スターリングエンジン」(SRSE)の実際の運転を見学し、その後江別市民会館で行なわれるシンポジウムへと移動するスケジュールとなっている。 基調講演には、北海道大学(院)農学研究科の神沼公三郎教授を座長に、木質バイオマス利用の推進を説く北海道大学(院)工学研究科の太田幸雄教授や、SRSEの開発者である東京工業大学の一色尚次名誉教授、また実際にSRSEを製作した新エネルギーシステムコンサル協会の小島博理事らが参加。 また、江別に実際にSRSEを設置し、実験運転を行なっている北海道大学(院)工学科の山形定助手の実験チームや、木質ペレット製造に取り組む足寄町の岩原栄主査、農業系バイオマスを活用してエネルギー化に取り組む資源エネルギー活用事業協同組合の伊勢哲郎代表理事らも報告を行なう。 バイオマスからエネルギーを取り出して利用する際、スターリングエンジンには期待される点が多い。果たして現状ではどうなっているのか、実際のスターリングエンジンやバイオマス利用に取り組む講演者らの討議から、その現状や課題が見えるかも知れない。 主催は2005スターリングエンジン江別シンポジウム実行委員会(草野貴友会長)。当日は09:00にJR江別駅からSRSE見学、シンポジウム会場までバスが用意される。 参加の場合は個人1000円、法人3000円(資料代)。ただし、学生に限り資料不要の場合は無料となる。 事務局では、 「バスの準備の関係から、なるべく事前に参加予約をしてほしい」 としている。 詳しくは、下記のNEPAウェブサイトに掲載されている。 ●NPO法人新エネルギー普及促進協会(NEPA) 〒060-0004 札幌市中央区北4西16-1 第一ビル4F Tel.011-616-3358 Fax.011-644-7335 http://www.hkd-enekyo.npo-jp.net/
拝 映輔
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