2006・6/28、HoPE第5回総会、代表世話人関幸夫氏から渡辺民嗣氏へ/2006-06-29 |
6月28日、科学技術振興機構(JST)研究成果活用プラザ北海道にて、北海道中小企業家同友会産学官連携研究会(HoPE)の第5回総会が開催された。 総会にはHoPE5年の節目を祝って、設立当時に規範とした岩手ネットワークシステム(INS)の事務局を務める岩手大学工学部の清水健司教授や、昨年、HoPEを規範に設立された福岡中小企業家同友会福岡地区産学官連携部会(FAST)から伊藤裕一世話人、松野國一世話人、綾戸一由世話人らが来場し、HoPEの発展に声援を送った。 総会は、まず清水氏の講演から始まり、「INSとして長らく活動を続けて来た結果、全国各地にINSのような組織が数多く設立されてきている」と、産学官連携組織の全国的なトレンドが紹介され、ついで伊藤氏によるFASTの紹介が行われた。 続いて北大リエゾン部の荒磯恒久教授が司会進行を務めるシンポジウム形式のパネル討論会が行われ、ビジネス的な発想の強いFASTの特徴と、商品開発に加えてマーケティング分野にも興味を伸ばしているHoPEの対比を描き出した。 総会では、HoPE代表世話人が関幸夫氏(日本システム機器(株)代表取締役社長)から、渡辺民嗣氏((株)三晃化学代表取締役社長)へと交代する件、今年度で解散するものづくり研究会をはじめとした、8つの研究会の活動報告および事業計画が説明、承認された。 荒磯氏は、 「北海道の中小企業は、残念ながら地域の外で自分たちの商品がどれだけ高い評価を受け、どれだけ強い商品力を持っているかを知らない。逆に福岡から見た場合も、同様のことが言えるのかも知れない。これから福岡の中小企業群との相互交流が始まれば、お互いの強みを高めあい、弱みを修正していくことが可能になるのではないか」 と語る。 販路拡大を視野に捉えるHoPEにとって、福岡FASTのメンバーが持つ“商才”は、大きな刺激になったに違いない。 ●北海道中小企業家同友会産学官連携研究会(HoPE) 〒060-0004 札幌市中央区北4西16-1 第一ビル7F Tel.011-611-3411 Fax.011-611-9573 http://www.hokkaido.doyu.jp/hope/
写真:上:懇親会を万歳で締めるHoPE世話人とINS、FAST関係者 写真:下:渡辺民嗣氏(左)と関幸夫氏(右) 拝 映輔
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