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Last UP Date:2014-06-29
2007・1/17、楽器販売・音楽教室の(株)エルム楽器本店(札幌)に楽器博物館オープン/2007-01-18
 1月17日、(株)エルム楽器(札幌市手稲区本社、寺田良紀代表取締役社長、資本金9000万円)の本店に札幌楽器博物館が開設され、関係者ら約200人に先行公開された。
 国内では浜松市にある浜松市楽器博物館武蔵野音楽大学楽器博物館などが知られているが、札幌楽器博物館は、
「楽器専門の博物館として、道内では恐らく初めての例になると思います。また、いち楽器店が開設するという例も、これまでに聞いたことがありません」((株)エルム楽器・小鷹信夫常務取締役)
 とのこと。
 この楽器博物館は、チェロ奏者の名手にして「古楽器」の権威であり、武蔵野音楽大学楽器博物館の設立に多大な貢献した菊地俊一氏のコレクションを展示する形で開設されている。コレクションは数10点が展示されており、数ヶ月サイクルで展示品を入れ替える形式になっている。また同氏は、バロック時代の古楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の第一人者としても著名という。
 同日開催されたレクチャー・コンサートでは、分解式のチェロやバイオリンの先祖とされる古楽器のレベック、ハーディガーディなどを、ステージに立った菊地俊一氏自らが、ルネサンスからバロック、クラシックに至る楽器の発展の歴史や音色の変化などを解説しながら実際に演奏し、入場客を楽しませた。
「これからもテーマ別に、音楽の楽しさを味わって頂けるような展示構成を考えて行きたいと思います。例えば、織田信長など歴史上の人物が聞いたかも知れない楽器の音色とか、音も交えて展示を構成していくつもりです」(同・小鷹氏)
 (株)エルム楽器の札幌楽器博物館は入場無料。開館は10:00~20:00で第一・第三水曜定休。1月18日より先行公開を開始、今春から一般公開が予定されている。
●(株)エルム楽器 本店
〒006-0003
 札幌市手稲区西宮の沢3-2
 Tel.011-350-1113
 Fax.011-350-1115
 http://www.elm-t.co.jp/
写真:上:(株)エルム楽器本店の一部を利用して開設された札幌楽器博物館の様子。現在は先行一般公開中で、2007年春より通常一般公開となる。写真:下:ハーティガーティを演奏する菊地俊一氏
拝 映輔
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