発行:Funahasi.Com & 北海道経済産業新聞運営委員会
Last UP Date:2014-06-29
2008.8/18~ヒルトン小樽開業9周年プランは【プルタブを集めて車椅子を贈ろう!】/2008-08-21
 イシン・ホテルズ・グループ(株)(東京都港区本社、マイケル・ニギッチ代表取締役社長兼最高経営責任者、資本金1億6316万円)が運営しているヒルトン小樽(小樽市築港11-3)では、2008年8月18日より【プルタブを集めて車椅子を贈ろう!】★一般参加プログラムを開始した。
 これは、開業9周年を迎えた7月1日より、社内でスタートさせたプルタブ・アルミ缶の収集事業【プルタブを集めて車椅子を贈ろう!】の拡大版。回収されたプルタブやアルミ缶は、一定量ごとにまとめられて車椅子との交換を行っている特定団体に送られ、得られた車椅子は福祉施設や福祉団体等に贈呈される。
 一般参加プログラムではプルタブのみが対象であり、アルミ缶の回収は行っていない。回収方法は、汚れの付着していないプルタブを透明なビニール袋に入れ、ヒルトン小樽2階のレストラン、テラスブラッセリーの会計カウンターまで持参する。そうすると参加特典として、重量に応じてヒルトン小樽テラスブラッセリーのランチブッフェ、ディナーブッフェが割引となる。プルタブ50g以上で5%割引、同100g以上で10%割引、以降50g毎に割引率が5%ずつ加算され、最大で50%割引まで適用される(プルタブ500g換算)。
 割引料金は、プルタブ持ち込み当日1回限り有効で、同グループ4人まで割引が適用される。12歳以下は割引対象外、他の割引、あるいは特典との併用はできない。また、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、クリスマス等の特別期間中は、割引料金として適用できない。また、回収されるものはプルタブのみであり、その他今回の収集・回収ルールに則さないものは持ち込みおよび混入不可である。キャンペーン終了期日は、いまのところ未定だ。
 同ホテルでは、
「少なくとも1台、どこかに寄贈するまでは続けるつもりで、社内企画として開始したプログラムなのですが、車椅子1台贈呈するのに必要なアルミニウムが約1200kgあり、さて、今のところは何年かかるものかという試算になってしまい、非常に長い道のりを覚悟しています。とても社内のみの回収では間に合わないと考えられ、一般のお客様からの参加もお願いすることとしました」(ヒルトン小樽・大塚明恵広報担当)
 とのこと。
 また、キャンペーン開始から2日経過した8月20日現在、すでに2件800gの持ち込みがあったが、「1件300g分は女性グループのお持込みでしたので、サービスメニューがレディースデーの割引(毎週水曜日、女性ランチブッフェ30%割引)と重なってしまいました。割引はそちらで適用し、プルタブ回収は後日とさせて頂きました」(同)とのこと。
 この一般参加プログラムによってどの程度プルタブ回収が加速するのか。一般からの積極的な参加があれば、車椅子も早々と寄贈できるはず、と期待がかかる。
●ヒルトン小樽
 〒047-0008
 小樽市築港11-3
 Tel.0134-21-3111
 Fax.0134-21-3322
 http://hiltonjapan.ehotel-reserve.com/hilton-otaru/
写真:上:ヒルトン小樽の概観 写真:中:アルミ缶上部のプルタブ 写真:下:図のようにまとめて提出する
拝 映輔
ニュース一覧
インタビュー一覧
コラム一覧
連載小説一覧
TOPに戻る

Copyright© 2004-2024 Funahasi.Com & 北海道経済産業新聞運営委員会