J-COM 札幌“地域防犯パトロール隊”発足/2004-06-18 |
6月18日、札幌市内のケーブルテレビサービス会社、ジェイコム札幌(J-COMBroadband 札幌・札幌市豊平区本社、福田勝三代表取締役社長、資本金88億円)で、外勤スタッフ190人からなる地域巡回パトロール部隊“地域防犯パトロール隊”の発足式が行われた。 同社は1983年に設立され、87年に札幌ケーブルテレビジョン(SCAT)として放送を開始した。以来エリア拡充に努め、2000年にはインターネット・ブロードバンドサービスを開始。現在、サービス可能世帯数は約33万2000軒。札幌市内のJR函館線より南側は、ほぼエリアに収めている。 今回の試みは、同社の営業担当スタッフや工事担当スタッフなど、外勤を主とする社員が全員腕章を着用、移動するエリア周辺を“パトロール”することで、ひったくりや空き巣などの犯罪を抑止しようというもの。会議室で行われた発足式には、同社の福田勝三社長、道警本部の笹野俊晴生活安全企画課長らが出席、当日外勤となる“隊員”約50人を前に、 「J-COMグループとしては東京、板橋に次いで3番目のパトロール隊。抑止力を発揮するとともに隊員たち自身がしっかりとした自覚を持って行動して欲しい」(福田社長) 「近年の地域犯罪の急増は、地域における連帯感の希薄化が主因。警察と地域、職域、あるいはボランティアとの連携は防犯に最も効果的であり、拡充が急務とされていた。今回のパトロール隊は、このコンセプトに良く合致しており、会社が自主的・自発的に組織したという点で画期的。ぜひ私どもに協力して頂きたい」(笹野部長) と、それぞれ挨拶を述べた。 直後に行われた出発式では、外勤スタッフが車両に乗り、内勤スタッフ全員が見送る中、“初出陣”となった。“パトロール隊”がしっかり機能し地域犯罪の抑止力になれば、札幌市内におけるJ-COMの存在感も増すに違いない。 ●(株)ジェイコム札幌 札幌市豊平区月寒東2-16-7-20 Tel.011-857-2800 Fax.011-857-2830 http://www.jcomsapporo.com/
写真:“隊員”に訓示する福田勝三ジェイコム札幌社長 拝 映輔
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