家電産廃選別・再資源化プラント8月中旬より稼動・日本資源技術/2004-07-03 |
産業廃棄物の再資源化を目指す日本資源技術(北広島市本社、資本金2,000万円)は、家電シュレッダー・ダストを水の波脈(ジグ)によって金属や各種プラスチック等9種類に分別・再資源化するプラントを、8月中旬より商業運転する。 プラントは3月に設置され、現在、再生資源の回収装置に若干の修正を加えつつ、日産40~50tベースで試運転している。7月下旬に課題を解決する装置が納入され、その後調整を加えて商業運転に入る。 フル稼働すれば、プラントの1日あたり処理量は120t。処理コストは埋め立て処分とほぼ同等だが、再生資源は有価物として売却できる。現在は最終処分場で埋め立てするほかない家電シュレッダー・ダストだが、これによって銅や鉄、非鉄金属、ABS樹脂や塩ビなどに最大98%の効率で分離され、再資源化される。 プラントは同社工場で運転されるほか、実証データを取得した後にリース供与もされる見込みだ。 ●日本資源技術(株) 北広島市大曲工業団地3-6-1 Tel.011-376-4440 Fax.011-376-4441 http://www.rtt.co.jp/
拝 映輔
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