43ヶ所の施設が夜間解放・7月23日(金)札幌で「カルチャーナイト2004」/2004-07-08 |
7月23日(金)17:30~22:00、札幌市内43ヶ所の施設を夜間開放する「カルチャーナイト2004」(カルチャーナイト実行委員会主催・辻井達一委員長)が行われる。 これは、札幌市民が家族で出かけ、札幌そのものを良く知るためにと、参加各施設がボランティアで夜間開放し、地域住民主体で各種のイベントを行うもの。 札幌市内では昨年7月25日、20施設が参加して全国で初めて実施され、今回が2回目の開催となる。 実行委副委員長で前道副知事の佐々木亮子氏は、このイベントの仕掛け人だ。「97年、仕事を持っている女性17人でヨーロッパを視察に行ったんです。そのとき、デンマーク・コペンハーゲン市街でこのイベントと出会いました。ネオンなどほとんどない町並みを、大勢の家族連れが歩いていて、一体これは何なのかと思ったのが、最初の印象でしたね」(佐々木氏) その後、佐々木氏は副知事に任用され、2003年、道庁内部に検討委員会を発足、昨年の第1回開催に漕ぎつけた。佐々木氏は今年副知事職を外れたため、民間の立場からイベントを支える。 「昨年の参加者からは、1日だけでは回りきれないので3日間ほどやって欲しい、あるいはオールナイトでやって欲しいという声が多数ありました。でも、それはこの催しが盛んになってくれば、参加施設の間で自然と話が進むものだと思っています。いまは、全国初のこの催しが市内全域、あるいは全道各地に広がって、文字通り“北海道の文化”となることを期待してます」 本場コペンハーゲンでは700施設以上が参加するというから、この夜だけは町全体が不夜城のごときものに変貌する。一方、札幌でも知事公館や道警本部、テレビ局など、普段馴染みの薄い施設がこの夜開放される。北海道の短い夏に楽しみな“夜”が訪れるはずだ。 ●カルチャーナイト実行委員会事務局 Tel.011-261-8633 Fax.011-261-5169 http://www13.ocn.ne.jp/~c-n/
拝 映輔
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