「日高昆布フォーラム2008inさまに」に参加いたしました。関係各位ありがとうございました。
「日高昆布フォーラム2008inさまに」が2008年5月25日10:00から、様似町中央公民館文化ホールにて開催されました。本フォーラムは、基調講演やパネルディスカッションというカタイ催しものだけではなく、町民による寸劇のアトラクションや高校生による昆布ラーメンの試食会など、地域の方々も一体になった大変楽しめるものになっておりました。
本フォーラムに本会より、四ツ倉理事長、川下副理事長が参加し、加えて四ツ倉理事長にご挨拶の場を設けていただきました。日高地域の方々に本会の活動をご理解いただける良い機会をいただきました。
以下、四ツ倉理事長からの本フォーラムの参加報告です。
----
様似町で開催されました「日高昆布フォーラム」は雨にもかかわらず大勢の方が来られていて、想像以上に盛大な集まりでした。午前は、敦賀で昆布問屋(奥井海生堂)を経営されている奥井隆さんの昆布の歴史と文化に関する講演で、午後は漁協の方々による歌と踊り、そしてパネルディスカッションでした。
私がもっとも驚いたのは参加者(多くが地元町民)のコンブに対する意識・関心の高さで、漁業者や主婦の方々が多く詰めかけていましたが、皆が熱心に講演やディスカッションに聞き入っていました。今回、道内の生産地と消費地のコンブに対する市民の意識のギャップを大いに感じました。
様似町長や副町長ともお話をさせていただきましたが、敦賀の奥井さんを含め、目指すところはわれわれのNPOと共通する部分(限りある資源をいかに利用していくのか・種や産地の異なるものにいかに個性を与えるのか・豊かな海洋環境をいかに守っていくのいか・地元の産物をいかに消費者に知って利用してもらうかetc)も多いと感じましたので、今後地域と連携をとっていけたらと思います。
地元行政・町民の熱意が大いに感じられるフォーラムでしたが、年一回の恒例行事として続けていく(開催場所は管内の町間で検討するということです)ということですので、皆さんも次回はご都合がつきましたらぜひご参加ください。
----
|